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Category Archives: ストーリーのあるモノに囲まれて

ストーリーのあるものに囲まれて #004 「パーコレーター」

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冬の間にハマっていたのが、アウトドアでコーヒーを飲むこと。

特に何をするわけでもないのが、とりあえず屋外で熱いコーヒーを飲みたいと思い、

その方法をいろいろ探してみると・・・「パーコレーター」なるものを見つけた。

クチコミではコーヒーの味がうんぬんとはあったものの、

まぁコーヒーの味などには詳しくないので、即購入してみました。

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早速、近所の河原にきてコーヒーを淹れる。

ポットに河原で汲んだ水を入れて・・・、

ではなくてコンビニで買った水を入れましょう。

(安心して河原の水を飲める場所が今の日本にはどれだけあるのだろうか)

粗挽きで挽いたコーヒー豆をパーコレーター内の入物(上記画像の右下隅っこのやつ)に投入。

あとは弱火でじっくり温めていくだけ。

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ポコポコという音とともに、とても良い香りがしてくる。

この煙突のような穴から飛び出すコーヒーの色味で飲み具合をチェック。

(取っ手が透明なのでフタをしていてもチェックできます)

コーヒーの茶色味が出てきたら火を止めて30秒ほど馴染ませると良いらしい。

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保温性のあるマグカップに注いで飲むだけ。

ふ〜む、アウトドアで飲むコーヒーは美味しいですね〜♪

パーコレーターがポット代わりにもなるので、

コーヒーが少し冷えてきたらまた温めて飲めるし、キャンプにはとっても重宝しそう。

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すっかり春めいてきたけど朝晩はまだ寒い栃木。

そんな朝に飲む温かいコーヒーは贅沢そのもの。

パーコレーターが叶えてくれる豊かな時をもうしばらく楽しみたいと思います。

その季節によって自然を楽しめる環境、それが何よりの贅沢かもしれませんね。

 

 

ストーリーのあるものに囲まれて #003 「STANLEY バキュームボトルとグリップマグ」

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物を売る商売をしていて難しいと感じるのは、

ストーリーがない、または希薄な物を売らなければならないとき。

逆に優れたストーリーの中から生まれた物は、

売り文句を考えることも楽しみながら商売ができる。

そのストーリーを丁寧に伝えるだけで、

物の価値に転換できたりするからだ。

このSTANLEYのマグとバキュームボトル(魔法瓶)、

見た目もカタチも質実剛健でアウトドアで頼れる存在。

「売り」はただそれだけだろうか?

冒頭に話したストーリーとは、

そうたやすく生み出せるものではない。

ストーリーとは、そのモノが持つスピリットであり、

また製品を作り出した人間たちのビジョンである。

「確かなもの、本物は時代に関係なく愛用され続ける」

100年も変わらないデザインで製品を作り続けるスピリット、

父から子へ、さらには子から孫へ、

そこには脈々とつながるストーリーがある。

『STANLEY社製バキュームボトルとグリップ マグ』

激しく使うたびに剛健なステンレスにもキズができていく。

この水筒と永いときを共にすることで、

すなわち「思い出」というたくさんのキズが刻まれていく。

そのひとつひとつには新しいストーリーが宿っているのだ。

 

・・・ちなみに保温性にのみこだわる方は、

象や虎(タイガー)の印がついた可愛いらしい魔法瓶をオススメします。

そういえば昔の魔法瓶と言えば遠足で落として割っちゃうガラス製でしたね。

あの頃にSTANLEYを持っていたらヒーローだったのになぁ。

 

ストーリーのあるモノに囲まれて #002「LEICA M6(1984年製)」

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フィルム一眼レフでカメラ人生をスタートさせた自分にとって、

ライカのレンジファインダー機は懐古主義への憧れ。

1984年製の「ライカ M6」

中古カメラ屋で試しに触ってみた時の、

静かなシャッター音と重量感に魅了された。

一眼レフのガシャリというミラー開閉音ではなく、

スナップに軽妙感をもたらす「パシッ」という音。

なんだか撮ること自体に酔える気がした。

中古カメラに詳しいある友人に聞くと、

ライカの中古は”目利き”が難しいと言う。

その中でも比較的安く簡単に手に入れられるのが、

このM6型だということで、

早速良さそうな物を探して購入した。

ライカにうるさいファンには酷評されるM6、

そのぶん安価で購入できるということもあった。

カメラを酷使する自分にとっては願ってもない流れだ。

(それでも価格はかなりの物だったが・・・)

実際に使ってみて、

撮影物の結果ありきでハードに使う人にとって、

趣味と実益を兼ね備えた楽しいカメラだった。

“MADE IN GERMANY”

すべてにアナログ感のある作り、

それでいて質実剛健の強さがある。

内蔵露出計があるので、

その参考値からも結果のイメージを描きやすい。

ただ、純正レンズは高価すぎてまだ買えていない・・・。

デジタルか、フィルムか。

一眼レフか、レンジファインダーか。

洋服をカジュアルとフォーマルに着替えるように、

カメラそれぞれの個性を「作風の違い」として楽しんでいる。

ストーリーのあるモノに囲まれて #001「TIFFANY&Co. 1837 ボールペン」

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普段はほぼ皆無といっていいほど、

高価なブランドものを身につけることはない。

唯一のブランド品といえば、

大事な人に送る手紙から、

どうでもよい落書きまでこなすこのボールペン。

「TIFFANY & Co. 1837 コレクションボールペン」

アメリカから帰国する際に、

友人がプレゼントしてくれたものだ。

(愛用していたサーフボードをプレゼントしたら、お返しにプレゼントしてくれたもの)

使いはじめて10年になるが、

これ以上のペンにはまだ出会っていない。

シルバーの重さがちょうど指に馴染み、

安定して自分らしい文字が書けるのだ。

使いつづけるうちに黒ずんでしまうが、

手入れをすればまたもらった時の輝きを取り戻す。

嬉しいことにシルバーが光を取り戻す度に、

このボールペンをもらった時の胸の輝きも思い出せる。

このペンがもつ重厚感と書きやすさには、

「友人の心」という重みも加わっているようだ。