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ロードトリップでみた景色【北カリフォルニア編】

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これは旅の途中で出会った、道端のなにげない風景。

なぜかこころを打たれて、車を路肩にとめて撮った一枚。

今でもお気に入りの写真となっている。

カリフォルニアに住んでいたときに、北の海をめざして旅したときの景色だが、

サンセットの残照のなかで、異様なほどに存在感を放ってたことを思い出す。

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ロードマップにもない草原たたずむ、ひと気のない古屋。

そこにはどのようなストーリーがあるのか?

そんなことを思いながら旅するのが、とても楽しかった。

大地が放つまぶしいほどの色味に、アメリカの自由さを感じていた。

たった一枚の写真が、そのころの感情まで思い出させてくれる。

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丘を越えた先には、たくさんの水をたたえる川があり、

その土地の生き物たちに生命を与える水を運んでいた。

「旅は人を詩人にさせる」と、どこかで読んだことがある。

ふだん目にしない景色をみて、自分の日常へと投影するからだろうか?

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群れをなす鹿たちに、生命の神秘を感じた瞬間。

「キミはまだあの頃のままか?まだ自由さを求めているのか?」

ふとした景色、その価値は何倍にも大きくなって、

何年もあとの自分に何かを訴えてくるかのようだ。

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旅先のなにげない風景。

それは普段の生活のなかにある「なにげない幸せ」にも似ている気がする。

出会ったときは、かすかにこころに残る程度でも、

振り返ったときに大きな価値となっていく。

そのくり返しが旅への郷愁になり、人生のストーリーになっていくようだ。

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そして旅には目的地がある。きっと人生にも。

人は夢を見ることをやめなければ、いつまでも自由さをもっていられるはずだ。

お気に入りのサーフボードを抱えて、またいつか、忘れがたいあの旅路へ・・・。

 

【カリフォルニア旅の必需品】

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乾燥していて日差しの強いカリフォルニア。

日焼け止めと保湿用のリップクリームは必需品。

一日じゅう歩くトレッキングでも、

もちろん海でも、水や汗でも落ちにくいココサンシャインクリーム

海外トリップの必須アイテムです。

 

スノーボード今シーズン初滑り@トマム、海に山におすすめのココサンシャインクリーム

今シーズンも暮れですが、

ソチに影響されて初滑りに行ってきました。

せっかくの初滑りなので、

場所は北海道トマムスキーリゾートへ。

Tomamu in Hokkaido – First Ride 2014 (2014年初滑り@トマムリゾート) from Jun Yazawa on Vimeo.

初滑りの模様はGoProで撮影、

早速、編集してVIMEOにアップしてみました。

3日間の旅でしたが、

初日、二日目と天気はピーカン。

雪は・・・残念ながらカリカリバーンの表面に粉雪。

しかし、さすがの北海道!!

最後の日は山頂付近でパウダースノーにありつくことが出来ました♪

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ピーカン太陽の雪面照り返しも、

このココサンシャインクリームがバッチリカット。

雪山特有のゴーグル焼けもなし、

もちろん日焼けのヒリヒリ感もなく最高のトリップでした。

今年はもう一回くらいは滑りに行きたいなぁと、

地元栃木から近い雪山を狙っている今日この頃です。

みなさんもステキな冬を!!

楽しいライフスタイルが育むもの。

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人生にはさまざまな選択肢がある。

日常をありのままに生きていれば、

“どちらかの道を選択する”局面が多々ある。

その道をライフスタイルに例えるなら、

ぼくはその度にサーファーというライフを選んできたのだろう。

今日は外気がとても寒いので、

家で暖かくしつつ海を想う・・・

そんな日にしようと思いました。

「波乗りを通して育んだもの」について、

ほんのちょっとだけ触れてみます。

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長年サーフィンと関わっていくなかで、

さまざまな選択肢を選ぶ局面がありました。

その選択肢とは以下の2つ。

サーフィンを続けること。

他の楽しみを見つけること。

その局面でぼくが選んできたのは、

サーフィンを続けるということ。

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世界中のサーファーの中には、

無心にサーフィンを追い求めてきた人もいれば、

サーフィンを続けることに疑問を持った人もいると思います。

ぼくの場合は後者のほうで、

何度かそういう場面に出くわしたことがあります。

サーフィンを一緒にはじめた仲間が海に通わなくなった。

リーフブレイクの大波で怪我をして臆病な自分を知った。

長く病気と向きあう間に海から気持ちが離れてしまった。

そんな局面を迎える度に、

“サーフィンを続けること”を選んできました。

その結果として今の自分がいる。

ふと立ち止まって考えてみると、

なんだか不思議な気持ちになります。

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はじめてサーフボードに触れてから、

気がつけば20年近くの時が流れています。

心に残るたくさんの波と出会ってきました。

サーフィンを好きになればなるほど、

波乗り自体がライフスタイルとなり、

海で過ごすことが良質な時間となっています。

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サーフィンを通して内面に育んだものとは?

自分の心にまっすぐに向かうことの大切さ。

人生を楽しもうとする前向きさ。

さまざまな物事をまっすぐに見られる視点。

それは、

海と、波と接することで、

自然からの声に耳をかたむけて、

一生懸命に楽しもうとしてきた結果なのかもしれません。

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サーフィンを始めて何十年経っても、

良い波を目の前にすれば変わらず興奮します。

すばらしい波に乗った日は1日じゅう豊かな気分で過ごせます。

サーフィンに行く前夜はワクワクして寝付けません。

新しいサーフボードが届いた日は嬉しくて笑顔が止まりません。

きっと50歳になっても、

60歳になっても変わらずに・・・。

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一緒に波乗りをはじめた仲間には、

その情熱を仕事に傾けた人もいます。

海への思いを山に託した友もいます。

滑走の舞台を雪に置き換えた仲間もいます。

たとえそのベクトルがどこにあろうとも、

“良質な時間が豊かなこころを育てる”

ことには変わりがありません。

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そしてまた病気復帰後もサーファーという道を選びました。

.

人それぞれ道は違えど、

楽しいライフスタイルをまっとうして、

豊かな人生を歩いていきましょう!

いつまでも、どこにいても・・・。

 

つむがれる糸に抱負を乗せて。

あけましておめでとうございます。

元旦は大阪で過ごすことにしています。

その理由は、健康は「食」からということで、
一年の初めに食文化の発達した大阪でしっかりパワーをつけるということ。

そしてもう一点は、
幸福の神さま「ビリケン」と商売の神さま「えべっさん」に、
しっかり祈願しに行くということ。

それでは食と神さまのトリップをご覧ください。

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大阪到着すぐに難波に向かい、
まずは三佳屋の「どて焼きカレーうどん」。
「商売は笑売」という笑顔の店構えに魅かれて入りました。笑

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美味い!!
味も辛さも絶妙で思わず笑顔になりました。

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続いてビリケンさんに会いに新世界へ。

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まずはたこ焼きで食やすみ!?

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通天閣の下では”大阪のおっちゃん”たちが将棋の真剣勝負を繰り広げていました。

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新世界といえば串かつ。
「だるま」などの名店は行列で数時間待ち。

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名店はあきらめて穴場探し。
「勝大」というお店を発見、
入口ではビリケンさんがお出迎え。
これは大きな「勝」を入れねば!と入店しました。

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美味しい串かつでしっかり気合いを入れたので今年は元気に行けそうです!!

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帰り道には商売繁盛の「えべっさん」にも会えました。

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もちろんビリケンさんの足をナデナデして、
しっかり幸福祈願もさせていただきました!!

.

さて、
ここで去年の10月に復帰した波乗りの話。

復帰から年末までを振り返ってみると、
記憶に留めている思い出波が数本あります。

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すばらしい斜面を見ながら足を滑らせてしまった波、
掘れた波に巻き上げられた恐ろしさ、
脚力不足でターンが遅れたあのボトム景・・・。

もちろんうまく乗れた波の記憶もありますが、
満足に乗れた波よりも失敗した時のほうが記憶に残っている!?
何だかそんな気もしています。

ただそれらの記憶に残る波が、
次にしっかり繋がる1本にしたいと思っています。

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“繋がる1本”

それはまさに人生も同じで、
日々の小さな糸をつむいでいった先に未来の自分がいるのかな、
“年の初め”のせいか、そんなことを考えていました。

1本の糸の先に未来の自分がいる。

その糸がつむがれて、
編み合わされていくことで将来が出来ていく。

そう思うことで、
たとえ何気ない日々に起きる小さなことにも、
しっかりとした意味を見いだせるような気がして、
日々を乗り切る糧にしています。

楽しいことも辛いことも・・・。

「昨年の一年はどんな糸を紡いだんだろう」と、
目を瞑って考えてみるのも面白いかもしれませんね。

より良い未来を想像してちょっと幸福な気分になれそうです♪

それでは皆さまも、
今年もすばらしい2012年をお過ごしくださいね!!

ターニングポイント 〜見えないものを見るチカラ〜

こんにちは!
前回はぼくがサーフィンと出会った瞬間、
そのターニングポイント(転換点)について書かせていただきました。
       ↓
http://junyazawa.com/blog/?p=1107

2001年〜2005年までカリフォルニアはサンディエゴで過ごしました。
そのアメリカ移住を決意したときが人生の『転機』だったのだと思います。

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サーフィンにドップリとはまった20代前半。
学校を卒業して会社員になり週1〜2日の海通い、
入社1年を過ぎた頃からその生活に違和感を感じ始めました。
(石の上にも三年と言いますが一年は早すぎますね。笑)

そこからモーレツにお金を貯めてカリフォルニア行きを決意しました。

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英語も得意ではないし何の当てもない。
あるのはサーフィンへの情熱だけ・・・。

そんな夢あふれる!?準備期間を過ごす中で、
楽しみにしていたある雑誌の定期記事、
『サザンカリフォルニア・サーフストーリー』
というコーナーを読んでいた日のことです。

ちなみに『サザンカリフォルニア・サーフストーリー』は、
サーフカルチャーの聖地サンクレメンテから発信された、
コラム形式のコーナーでした。

カリフォルニアへの予習ということで、
毎号欠かさずそのコーナーを読むようにしていました。

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インターネットもさほど普及していなかった当時は、
アメリカ西海岸の話題はとても貴重だったのです。
(たしか波情報もダイアルQ2で調べる時代。)
ぼくは西海岸にときめきに似た想いを寄せていました。

そんな南カリフォルニアのコラムを読んでいて、
ある日ふと目に飛び込んできた文字がありました。

本気でカリフォルニア行きを決意するまで目に入らなかった文字。
その記事を書いていた方のメールアドレスでした。
誰だと思いますか??
そこには、
funaki@・・・と明記されていたのです。

早速わたしは”西海岸への思いの丈”をメールしました。
「いつもカリフォルニアの記事を楽しみに読ませていただいております。
この度カリフォルニアに行くことになりまして・・・」
すると返信がすぐに来て、
「こちらに来た際はぜひ遊びにきてください。」
これが写真家である船木氏とぼくが出会ったキッカケだったんです。

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カリフォルニアに行った後は、
船木からサーフィンの真髄(奥深さ)を日々学ぶことができました。
すでにNAKIの名はサーフィン界に轟いていて、
サーフ誌の権威「SURFER’S JOURNAL」で特集を組まれる一流フォトグラファー。
普段の生活で垣間見せるインスピレーションに圧倒される毎日だったので、
それについていこうと必死で生きていた思い出があります。

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その波乗りを通して学んだ中から、
今日は『洞察力』についてピックアップします!

洞察力というと”直感的なチカラ”の意味合いが強いですが、
その直感という感覚は、
毎日意識することで磨かれる気がするのです。

「目の前にある多くの事象から瞬時に最良となるモノを選びとる能力。」

それはまさに、
見えるものから”見えていない先のビジョン”を判断していくチカラなのだと思います。

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例えば、波の割れ方や流れ、うねりの方向によって、
地形やテイクオフスポットなどを読み取り、
もっとも綺麗にブレイクする波を予測します。
どの波が長く滑走できる波なのか、
どの波がメイクできるバレルなのか、
巧者はそういう見えないものから良い波を判断しているのでしょう。

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波に触れるだけでなく、
波から得るものを意識する。
うねりの中のコブ(テイクオフスポット)、
滑走面のくぼみや傾斜の予測、
そういったモロモロを瞬時に判断するチカラが巧者にはあるのです。
だから良い波ばかり乗れちゃうんじゃないか、と。

それはどの世界でも一緒で、
イチローの選球眼、
今は亡きジョブズのApple経営、
やり手営業マンの取引先を読むチカラ、
すべて見えないものから最良を判断する能力で、
「一流」を勝ち取っていくのでしょう。

バッターボックスに立つ数分間のために、
どれだけ多くの時間をかけて準備しているのか?
周到な準備が洞察力を高めるとも言えそうです。

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無風で美しい波の日に、
船木とサーフィンをしていると、
ペリカンが餌をとるために海面に急降下してきたことがありました。

その時の船木の一言が印象に残っています。
『ペリカンとか野生で生きる動物は人間と違ってさ、
風邪をひいたりして餌をとる能力がなくなれば、
生死に直結するんだよね。
そういうことで感覚が磨かれていくんだろうな。』

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見えないものを見るチカラ。
意識して磨けば見えてくるビジョン、
きっと生まれた時から誰にでも備わった力なんだと思います。

意識することではじめて開けてくる世界、
カリフォルニア行きを決意した時に見えたあのメールアドレスのように。