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Category Archives: 病状報告

マルク検査結果(2011年7月20日)

先月6月22日のマルク検査から約一ヶ月。

今日は検査の結果が出る日。

マルクの痛みの恐さが過ぎれば、検査結果へのドキドキがやってくる。

これは同じ白血病患者のみんなが感じることであろう。

リハビリの筋トレや自然でのトレッキング、またスポーツ復帰などで体を作ってきた。

そのおかげか、去年の暮れ頃からすっかり元気になってきて体調を大きく崩すことがなくなった。

先々週は奥日光白根山への登山、

先週は中国出張で忙しく病気のことなど考える暇もなかった。

そして結果がわかる今日、今朝からソワソワモード。

こんな日は顔を洗っても拭くのを忘れたり、歯を2回磨こうとしてしまったりする。

「よくやってるじゃないか、落ち着け自分」

などといい聞かせながら検診の順番待ち。

自分の番号が呼ばれて、担当医(名医M氏)のドアを開けた瞬間・・・

「谷沢さん、結果良好だよ」

良かった〜!と、イスに座る前に、安心して胸をなで下ろしました。

『血液、遺伝子ともに異常なし』

これを分子遺伝学的寛解といい、ポジティブなぼくは『とりあえず完治』と捉えている。

まだまだ治療は続くし、マルク検査も年に1回ペースで行なっていく。

なので今までと変わりはないのだが、5年経過後のマルクでも異常がなかったのは心底嬉しい。

健康に日々を過ごせるというありがたみをただただ実感しています。

みんなにありがとう。

地球にありがとう。

earth_begins

白根山登山や中国出張の撮影日誌などなど、

今後は日々のブログを書いていきますね!!

1826日目のカラダ

sunset,moon,ocean

急な崖をただただ転げ落ちた。

病が発覚した2005年の春、そんな心持ちだった。

2006年、移植治療の日々。

丸1年のほとんどを入院、また通院で過ごした。

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そして2006年6月21日、

念願というより恐怖のほうが大きかった移植手術が始まった。

移植手術はその前後が辛い。

手術までの1週間は放射線治療と抗がん剤の日々。

ドラマなどでは抗がん剤で髪が抜けていく姿などがひとつのポイントとなる。

しかし自分の場合は、吐き気やだるさで抜けていく髪など構っていられなかった。

手術後はGVHDという副作用が止めどもなく襲ってきた。

何度、立とうとしても立てなくて、やっと這い上がったと思えば、ぬかるんだ地面に足をさらわれる。

何もかも嫌になって全てを投げ出したくなる夜も、ただ静かに耐えるしかなかった。

もうこれ以上施しようがないと言われたこともあった。

心がおかしくなるほどに憎み、敵視した病気。

さっさと消えてくれと毎夜祈った。

なぜ俺が・・・などと悔やむ想いもあった。

だが、本当の敵はそんな心の弱音を受け入れてしまう自分だった。

そのことに気付いてから、弱音も涙もすべて我慢することに決めた。

そう思うようになってから、一進一退をつづける病状も、わずかに”進む”ほうへと向いているような気がした。

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そして、今日で5年の歳月が流れた。

まだまだ闘いの日々は続くだろうが、医療的には完治を迎えた日。

自分の体を見返すと、痩せてしまった骨。

一方で運動をできなかったことで付いてしまった無駄な肉。

しかし、たしかに生きている。

移植を「0」とすると「1826日分」の成長を遂げた自分がいる。

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俺はこの病気で何を失い、何を得たのだろうか。

忘れようとしても忘れられない記憶。

いや忘れてはならない記憶だろう。

応援してくれた方々への感謝を心に焼き付けるためにも、

この経験を活かして世の中に役立つ人間になる・・・そのためにも。

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明日からまた普段通りの生活が始まる。

少しだけ新鮮な気持ちとさらなる強い意志を持って、前に進んでいこう。

まだ見えない未来に希望を持って歩いていこう。

すべてに感謝を込めて。

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P.S.

明日はマルク検査。

その結果によって、5年目からの治療方針が決まります。

結果良好でありますように・・・。

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マルク戦線異状なし

先日のマルク検査は異常なしということで、ほっ〜と胸をなでおろした。

「病気とともに生きる」という言葉もあれば、「闘病生活」とも言う。

今日の題名は闘病的なニュアンスにしてみた。

マルク検査はまさに戦いであり、戦線に異常が出ればそれはソレハ恐ろしいことなので、問題がなければガッツポーズでよっしゃぁ〜!という気持ちになる。

何の問題もなかったということで・・・

知り合いの火鍋屋にて「カンパ〜イ」と鍋を突いた。

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中国式鍋屋敷 「風雲火鍋城」についてはコチラをクリック。

まぁ、検査がどうのってことではなくて、飲みにいきたいヤツが集まってワンサカしてきたという話である。

高校時代の友人たちは個性溢れる猛者(モサ)が多く、○○員だけでなく、○○士や○○官、はたまた○○家や○○隊員までいて、各界の話を聞いてるだけで楽しい宴となる。

ワタクシも○○ファーの端くれとして旅の話や写真のことなどをドヤドヤと話たりするのです。

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火鍋のイチ押しはラム肉。

サッパリとしていてちょっとクセとコクがある味は辛いスープにも薬膳スープにも絶妙の相性。

もちろん冷えたビールにもバッチリ合っていて、ウマいんだなぁコレが。(ムフフ)

辛さに悶えた喉を冷たい麦酒がゴクリッと流動的に通り過ぎていくさまは、ウワサに名高い”中国式激辛悶絶美味酔味”であった。

ラムや肉が苦手な方はザックリ切った野菜がオススメです。

辛いのが苦手な方は、辛味ひかえめにするか、健康まっしぐら系の薬膳スープもいいでしょう。

この夜も猛者どもは激辛汗でモッサモサになっておりました・・・。

暑い夏の夜にドップリ汗をかいて食べる激辛鍋というのも、意外とアリなんですね。

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ということで話を闘病に戻すと、現在の状態は分子生物学的寛解という。

簡単にいえば、悪い細胞はありませんぜ、旦那!ということである。

移植から4年2ヶ月が経ったが、今のところ経過良好である。

完治までまっしぐらに突き進んでまいります。

それでは、再見(ツァイチェン)!!

久しぶりのマルクに震えた日

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今日は久しぶりのマルク検査。
マルク検査と言えば「丸い」「マイルド」という印象があって良い。
しかし日本名で言えば「骨髄穿刺(こつずいせんし)」となり、いきなり鋭く尖りだして痛そうな、それはそれは深刻な様相を帯びてくる。
何度、経験しても慣れないのはその名前のせいだろうか。
いや、ただ単に痛みのせいなのである。

骨髄穿刺(こつずいせんし)について

よくよく考えると、もう15回くらいやっているが、検査を通告されると毎回震え上がる。
基本は一ヶ月前に知らされるのだが、その一ヶ月は気が気ではない日々となる。
そして1週間前ともなれば・・・、潜水師がグッと息を止める練習をするように、痛みの瞬間に合わせてグッと力を入れる練習をし始める。

僕の担当医は幸いにも経験豊富な血液学の大教授であって、マルク検査の運び方が巧妙である。
担当医とヘルプの看護士さんと患者(僕)でよくある軽い会話を交わしながら、じゃあ「まず麻酔ね、ちょっとチクッとするよ〜」などと言いながら、あれよあれよと骨に穴があいている。
もちろん、穴をあけられる本人は普段の会話を交わしているフリをしながら、その一挙手一投足に目を見張っているのだが・・・。

そして、ゴリゴリとワインオープナーのように細い針を食い込まれていき、最後のクライマックスである内部採取が行なわれる。

こうリアルに話を進めるといかにも恐怖におののいてしまうだろうが、もしこれから受ける人はどうかご心配なく。

日進月歩の勢いで進んでいる最先端医療であるから、注射針はどんどん細くなり、麻酔は良く効くように考慮され、患者はインターネットで情報を集めて最前の策で検査に臨み、先生や看護士さんは日々腕を磨き上げているのだ。

さて、検査も無事に終わり、止血帯をしてしばらく安静・・・

小一時間ほどで血も止まり、絆創膏にかえて任務終了。

今日のブログにはこんなことを書こうかなど思っていると、ちょうど麻酔が切れだして、針を刺した皮膚の表面はヒリヒリと、骨には鈍痛が戻ってくる。
しかし検査を終えた本人にとっては、なぜか心地よい安心感を与える痛みとなるのが人間の不思議なところだ。

よし!今日も頑張った、昼飯はラーメンだ!などと意気揚々に晩飯を食べる。
大汗をかきながら餃子も食べる。
すると張り替えた絆創膏がスルリと取れて、この汗が穴から骨の中へと入ってしまいはしないか、などと有り得ない心配をしてしまうのも小心者の不思議なところ。

今日はご近所の館林では38.9℃まで気温が上がったようです。
そう考えると、病院で検査を受けている自分よりも、この暑さの中で屋外労働をする方々の方がよほどハードなのかもしれない。
みなさん、暑い日が続きますので、水分補給や日陰での定期的な休息を忘れずにすごしてください。

ではでは、今日はゆっくりとしますか。
大好きな久石譲さんを聞きながら・・・。

もう6月・・・、あれから4年

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みなさん、お元気でしょうか?

日々の通院検診では、
血液の調子も良好で服用薬を減らし続けています。

2006年6月の移植以来、早4年が過ぎようとしていて、
あと1年をしっかり治療すれば、完治という段階に突入です。

日々与えられたことをこなしつつ、
無理せずゆっくりやってこれたこと、
関わりを持っていただいたみなさんに感謝する毎日です。

最近はすっかりブログがご無沙汰になっていますが、
もはや一般的になってきたツイッターのほうにちょこちょこツイートしてます。

140文字という制限なのですが、
短いようで意外と自分の日々のログってかけてしまうのだなぁということ。

昨今の忙しい世の中で人に読んでいただく文を書くのなら、
長々と書くよりも詰められるだけ詰めて見せたほうが良いのかもしれませんね。

そういう意味では140文字で速射的に発信するツールで十分なのでしょう。

それではまた!

(オマケ)
こちらは、先日製作したNAKISURFの波乗り動画です。

NAKISURF MOVIE:file.001 from nakisurf on Vimeo.