SHUTTER CYCLE DIARIES Jun Yazawa Photograpy

Monthly Archives: 12月 2009

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今でも変わらずあなたを想っています・・・

close out wave in cardiff

“サーフィンしたいしたい病” という病気があるならば、

最近のオレは完全にそれにかかり、さらにこじらせたらしい。

高校の頃、”童貞”をこじらせていた友人がいたが、

それは今は関係のない話だ。

少なくとも服用薬を飲み続けてるあいだはサーフィンができないと、

担当医と話しあってから、もうしばらくの時が過ぎ去っている。

「まぁ、5年は我慢かな」と高をくくってから、はや3年半の月日か・・・。

今までは体調のことや不安があって、波への気持ちは薄らいでいたが、

体が調子を取り戻していくほど波に乗りたい感情がふつふつと沸き立つ。

そして、波乗りを通して出会えた人々の気遣いを感じるたびに、

その人それぞれの向こう側に広がる海の景色がオレに語りかけてくる。

「海へはまだ戻らぬか?」

「波への強い想いはまだ持っているか?」

と、想像の化身となって語りかけてくるのだ。

思い起こせば、波に憧れ、カリフォルニアに住み始め、

文字通りサーフィンに明け暮れた。

白血病を知らせてくれたのも北サンディエゴの一本の波だった。

日に日に体に積もる体調の不安やおかしなくらい頻繁に出ていた鼻血や内出血。

そんな不安を隠しながら、または気づかないフリをしながら、

やりすごしていた生活を、一本の波が断ち切らせてくれた。

きっと海が助けてくれたのだと、今でも本気で思っている。

「恵まれた日々に感謝し、海に畏敬の念を抱き、波に想いを寄せる。」

人はそんな想いだけを頼りにして生きていける強い生き物なのかもしれない。

いつもお世話になっている得士さんが編集長を務める「SF1ST(サーフファースト)」誌!!

リニューアルしてから第3弾の「SF1ST #084」発売中です!

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SF1ST #084
SURF MEDIA MAGAZINE
12月28日(月曜日)発売

SURF1からSF1STに改名第3弾!

本のカタチも小さくスマートに。
(米SURFE誌と同じくらいの大きさ)

電車やバスで読んだり、持ち運びにも便利なコンパクトサイズ。

ジーパンの尻ポケットに二つ折して入る大きさ!

サーファーを刺激する雑誌「SF1ST」12月28日(月曜日)発売です。

邦題はサーフファースト、2003年3月の創刊以来「サーフィン=波乗り」を第一に考えるライフスタイルを実践するコアサーファーを軸に、その豊かな生き方をハイクォリティな写真や文章で表現してきました。冠ロゴには「SURF1」サーフィンNo.1、波乗+第一と唱い続けて参りましたが、#082号よりロゴを「SF1ST」に変更、新たなる刺激が求める気持ちと、時代をリードする流れに身を任せリニューアルしました。

いかがですか?新しくなった「SF1ST」サーフファースト。

本屋さん、サーフショップ、7-11さん、一部コンビニでチェックしてくださいね。

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メリークリスマス!

メリークリスマス!

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

最近は、結婚式の撮影を頼まれたり、

ポートレイトの撮影をしたり、

人を撮ることが続いた。

写真はコミュニケーションというだけあって、

自分と相手の間にカメラを通して語りかけるような撮影はとても面白い。

もちろん、コミュニケーションなのだから、

お互いの意思がぶつかるような、人と人ならではの難しい面もある。

だからこそ、難しさをクリアして良い撮影ができたあとの満足感は、

寂しがりやのぼくにとったら、何物にも代え難いことである。

そんな撮影の中でも、ぼくがもっとも心潤うのは、

朝日が昇る寸前の、空気がキラキラと踊りだす前ぶれの静かな時間や、

日が沈んですぐの、引き締まるように大気が冷えていく時間。

こういう瞬間に自然の中で撮影をしていることが何よりも落ち着く。

いい写真を撮りたいという願望が焦燥感を生むときもある。

しかし、

何よりも大事なのは、こういう場所で時を重ねられる喜びを知るということかもしれない。

マジックアワーと呼ばれるような大地がもっとも美しく色づく時をゆっくり過ごせること、

これ以上に、心が優しさに包まれる時間は人生でもそう多くはないのだから。

moment in the past

ワークショップは笑顔コミュニケーション

こにゃにゃちは。

10月から11月にかけて小山市で行われた土門拳写真展。

いろいろお手伝いさせていただいたが、

なかでもワークショップというのはなかなか面白いものだった。

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その内容は、

中学生(美術部)に写真の基本のみを教えて、あとは自由に撮影させる。

撮影した写真を自分自身で選択してもらい、プリントして見せ合うというもの。

友達どうしを撮り合ったり、花や草木を撮ったりとさまざま。

撮影のあとはそれぞれの写真をモニターに映して、一番好きなものをプリント。

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デジカメだからできるスタイル。

撮ってその場ですぐプリントするというのはスゴいことだよなぁと実感。

遊園地や観光地に行けば、当たり前のようにこれをビジネスにしていますね。

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中学生の女の子がほとんどだったが、

みんな楽しそうにしていた。

一般の人にこれだけカメラが普及してしまうと、

写真家というからには何をどう表現するべきか、

などと深く考えてしまう。

しかし、このワークショップに来た子たちを見ていたら、

自分の感じたワクワクを写真に写し込むっていうことなんじゃないかな、

と感じる訳です。

そこに表現力の極みというスパイスを足してやるということがいいのではないでしょうか。

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やっぱり笑顔が一番ですね。

減量生活とサケくん

減量生活といっても服用する薬を減らす生活のことである。

プログラフ減量から2週間が経過。

11月25日にようやく0.2mgまで下げて、そのまま2週間キープしているが、特に目立つGVHDは出ていない。

来年早々には免疫抑制剤が切れるかもと期待は膨らむ。

しかし、免疫抑制剤を切ったら急にGVHDが再燃する患者さんもいる、ということで、

担当医も自分もその辺は慎重かつ大胆にいかねばって感じです。

ここ数日は風邪っぽい症状が続いていた。

ビタミンをしっかり摂らなければね。

ビタミンといえば、

最近は健康維持のサプリンメントが一般的になっているが、

薬の合う合わないがあるのでぼくは飲めない。

この時期はビタミンが必要なのでミカンなどの果物に頼るが、

食べるにも限界があり摂取量が足りないようで、

この時期をいかに乗り切るかっていうことに焦点を当てざる終えない。

何がどこにいいか、コレがアレに効くか、など本を漁る。

おかげで健康に良い食べ物や季節によって必要な食物の知識など、

本来ならあまり興味がなかった分野について知れるという面もある。

旬の野菜や果物という「自然の恩恵」をもろに感じて生活するということにもつながる。

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つながるといえば、

田舎(といっても中途半端な田舎だが)に住んでいると、

“地元の人々”とのつながりは大きい。

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知り合いからのいろいろな地産野菜が届いたり、川でとれたシャケ(観察員の免許がいりますが、)を薫製にしてもらったり。

とてもうまそうだが、これがなかなか取り扱いにむずかしい。

ナイフでワイルドに裂いて焚火で炙り、

度の強いスコッチ・ウィスキーをクイッと飲み干す、

というのが一番正しいのだろう。

しかしながら、

料理ばさみでちょこっと裂いてはガスレンジでちょろちょろ炙り、

それをつまみに、焼酎を少っちだけ飲む、

くらいがせいぜいなところなのです。

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そんなことを言ってたら、釣り好きな文豪たちに怒られそうだな。

釣り文学といえば、開高健さんである。

そして名前にも「鱒」がつくほどの!釣り師である井伏鱒二さん。

この二人の文豪、酒豪、釣豪な対談がネットに載っていた。

サーモンミュージアム「釣り人語らず

オーパ!って感じですね。

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サーモンといえば、

先日、鮭が産卵するところを近所の川で目撃したので、

それは今度またブログでお見せしますね!

モーニング グローリー

11月28日(土)のテレビ番組を見ていて驚いた!

NHKをつけてみると「ワンダー×ワンダー」という番組で、

とても興味ある内容のプログラムがやっていた。

それは『巨大回転雲 天空のサーフィン』と題し、

モーニング グローリーというきわめて珍しい雲の特集。

見ててハッとした!

これって・・・

さらに終了後、ドキドキが止まらないうちに番組をまわすと、

今度は午後9時からTBS「世界ふしぎ発見」でも、

『雲に乗りたい!地球の奇跡 モーニング グローリー』と銘打って、

このロール状の雲をテーマにしている。

ハラッ偶然と思いつつ、

脳裏をよぎるのはあの光景だった。

9月にカリフォルニアを一人気ままに北上していたとき、

かの有名なスピリチュアル・スポットのBigSurを通過中にみた景色だ。

穏やかな風が吹く峠を越えて海沿いに出た瞬間、

それはそれは物凄い強風にあおられた。

そして海を空を見渡すととても変わった雲が上から下へと脈々とうごめいている。

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おお、なにやらどうやら何なんだ、と車を道路脇に止め、

カメラをもってその雲が見える位置へと向かう。

そこでビックリ!

体感したことがないほどの強風に体ごと飛ばされそうになり、

慌ててしゃがみガードレールに体を預ける。

こんな崖から吹き飛ばされたら、命がいくつあっても足りません。

ガードレールに上半身をしっかり固定させて、

カメラのストラップを首から張らせて落ちないようにして、

髪や服を烈風にモミクシャにされながら右往左往と撮影した。

その写真がこれ。

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これってモーニング・グローリーに似た現象なんではないだろうか。

雲全体がしっかりロール状になっている訳じゃなさそうなのだが、

雲がこの烈風で押し戻されているような雰囲気だった。

しばらくして風が収まってきたので、さらに峠の上へ向かうと、

海を覆うようにして雲の海が広がっていた。

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そのまま山を下りしばらく進むとモントレーという街に出る。

そこから山並みを見渡すと、さっきの雲群がまるでワイメアベイの大波のごとく押し寄せていた。

それがこれ・・・、ワンダー ワンダー !

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やっぱり・・・

空を見上げれば全てが小さく見えました。

このたびの記録はまた後ほどしっかり書きますね。