SHUTTER CYCLE DIARIES Jun Yazawa Photograpy

Monthly Archives: 9月 2010

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レター フロム マラカス

hugehurricane

台風と聞くとうずうずしてしまう人種がいる・・・。

記憶に新しい台風12号。

このマラカスと名付けられた台風は、大型で強い勢力を保ったまま日本東海上をかすめて北上した。

最大瞬間風速55メートルの暴れん坊は、時速55キロで東北地方の東を進んでいった。

発生時は「台風12号(マラカス)発生!」などと言われていたので、ラテン系のリズムを打ち鳴らし、明るい雰囲気で進んでくるのだろうと思った。

その割には強い台風ということで、テキーラでも飲んで酒乱気味にマラカスを大振りしているのだろうと心配もした。

よくよく調べてみると、これはフィリピン語で「強い」という意味合いがあるそうだ。

ちなみに欧米ではハリケーンに女性名を付けるのが一般的。

これはアメリカ空・海軍の気象学者が彼らの妻やガールフレンドの名前をハリケーンの愛称としたのが始まりらしい。

最近では男女平等ということで男性名もつけるのだとか・・・。(アメリカらしいですね)

一方、アジアで最初に名前がつけられた台風は2000年台風第1号で「ダムレイ」。

カンボジアでは「象」を意味する言葉である。

それ以降は、アジア各国の言葉でいろいろな名前がつけられている。

“かわうそ”や”たぬき”などの動物系ネーミング、

“嵐の神”や”海神”などの神さま系、

“孫悟空”や”民話のウサギ”などファンタジー系、

さらに”バラ”や”松”などの植物系、

なかには”いちじく”や”ドリアン”などと美味しそうなもの、

“こんにちは”や”パーマァ(マカオ料理)”などというテキトーにつけただろ!というのもある。

どうぞどうぞ!と迎え入れたくなるような、健康に良さそうな”うこん”なんて言うモノまである。

マカオあたりは完全にふざけていて”プリン”とか”すもも”なんて名前をつけている。

もし日本でも台風に女性名などをつけるとなったら、どうだろうか?

[台風おソネさん]

小型で少し背が丸くなった台風で、ずいぶんとゆっくり進みそうだ。

[台風サダコ]

これは暗い曇り空が続き、シトシトと冷たい雨が降るだろう。深夜にテレビで気象ニュースを見ていると、台風の渦巻きがテレビからボワーッと出てきたりして。

[台風レンホウ]

何に使われているのかわからないような公共施設を次々と「これは必要ですか?」などと言いながら破壊していく台風。

[台風八代亜紀]

雨ばかり降る。アメアメ降れ降れもっと降れ〜という風に。その後にはいい人を連れてくる確率あり。

[台風和田アキ子]

これは完全に大型でかなり強い勢力だということは一目瞭然。

などなど・・・。

さて、今回のマラカスはテキーラを飲んだ酔っぱらい暴れん坊ラテン系じゃなくって、「強い」ってことだったんですね。

その台風12号の威力を美しい形で見ることがある。

サーファーが畏怖の念をもつと同時に愛してやまない「台風の波」だ。

多くの本気サーファーはこの台風の時期に焦点をしぼって、不摂生に気を配り1年間を過ごすことになる。

ぼくのそんな友人の一人からステキなメールと写真が届いた。

四国某所の台風12号の波である。

それではその美しさと畏敬の姿をご覧ください。

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“ハロージュン!このシーズン四国やばいきねー!

台風WAVEイメージしちょきよ!

こじゃんちヤバイ波やきねー!”

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スタイリッシュを考える

何ごともスタイリッシュにいきたいものだと、常々思うのです。

形から入るのもどうか・・・という意見もあるけれど、どんな世界でもトップで活躍する人は「技術とスタイル(フォームとか動き)」を兼ね備えていたりする。

イチローも辰吉も、ウッズだって、チーター(動物のほうね)だって。

きっとトッププロだって、どんなフォームがカッコいいか?と鏡を見て研究しているんでしょう。

特にスポーツはそれが顕著に出るので技術とかっこいいスタイルを併せ持っている選手は人気が出ますよね。

スタイリッシュさの究極って”一切無駄のない動き”なのかも知れませんねぇ。

ぼくのフェイバリットなサーファー、ブルース・アイアンズもとことんスタイリッシュなんだよなぁ。

Nakisurf Movie – Bruce Irons from nakisurf on Vimeo.

川辺の小さな戦士たち

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今年初めてのキャンプに行ったときの話である。

だいたいこの年になると、キャンプサイトや自然遊びの話よりも、

酒は持ったか?つまみは何だ?晩飯はどうだ?という話ばかりになる。

まぁそれもアウトドアの楽しみですからね。

最近のキャンプ場は都会からの客も多いのでとてもキレイで施設も整備されている。

その分ルールもキビシくて、焚き火は焚き火台のみでそれ以外の場所は禁止され、花火は所定の場所で何時までと決まっている。

ワイルドさはまるでないけど、過ごしやすさはホテル並みって言うやつでしょう。

そんなキャンプ場でも、ぼくらが予約したのは一般サイトから外れた川沿いの場所。

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他は予約でいっぱいだったのに、なぜかその周辺だけは空いていたのだ。

夕飯の準備が整い、気分よくドリンキングタイムを迎え、飲めや歌えやのバーベキュー。

やっぱり外で食べる肉は旨い!などとお決まりの文句を言いあいながら宴が進む。

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そんなこんなで一段落して落ち着くと、半パンを履いたヤツの足からプチッとした血の固まりが出来ていたり、一筋の血が流れていたりする。

ちょうど縫い針で刺したような小さなものだったし気分が良いので気にしない気にしない。

すると自分の足にも無数の血の筋が・・・。

いや隣のヤツにも同じように。

こりゃきっと虫刺されだぞ、ってことになり、そこではじめて虫除けを塗った。

楽しい宴が済んでオヤスミ〜Zzz…

と翌日、目を覚ましてビックリ。

刺された後が腫れ上がっているではないか!

足全体がパンパンに膨れ上がっているヤツまでいる。

あー、これはブヨだよ!ということに気付いたとき・・・もちろん既に遅し。

その日の夕方には熱が出て、1週間は過激なカユミが治まりませんでした。

ちなみにブヨはコバエよりも小さくて、体調は3mm程度。

蚊と一緒でメスのみが吸血するが、刺すというよりも皮膚を噛みちぎって血を吸うので血が流れたりするそうだ。

毒素も持っていて、ひどい人はアレルギー症状が出たり呼吸困難になったりするので危険な害虫なのである。

そりゃあ、ただでさえアレルギーのあるボクなんて発熱しますとも・・・。

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結局、より良いキャンプ設備を作るならば、それは手つかずの自然には悪になる。

ぼくらはその矛盾を抱えながらも自然を愛し楽しもうとしているのも事実。

ブヨもあの小さな体で川環境を巨大なニンゲンから守っているのなら、僕らもしっかり受け止めなければならない。

なぜなら水質のキレイな場所で孵化するらしい。

ブヨの幼虫は清冽な水質の指標昆虫となるほどなんですって。

と納得するも、あのいやらしいカユミは辛いぜよ。

ま、そういったことも自然の中で過ごす時間が増えれば、だんだんと知識対策が身についていくはずですね。

ブヨはムシガードなどの一般の虫除けではあまり効果がないので専用のモノをお使いください。

万が一、ガジッと齧られちゃったらステロイド軟膏を塗って対応するのが良いそうです。

これからアウトドアが気持ちいい季節ですが、キャンプでのブヨ対策は万全に!

ダンス ウィズ イエローボール

前回と同様にテニスネタをもうひとつ。

テニスを観客席から俯瞰するように見ていると、黄色いテニスボールを追いかけてダンスしているように見えることが発覚!

ということでワタクシの好きなBasement Jaxxのダンスヒットチューンにのせて♪動画を作ってみました。

世の中にはさまざまなスポーツがありますが、それぞれにリズムがマッチする音楽ってありますよね。

20年くらい前に始めたサーフィンは、当初はパンクロックのリズムだと思っていましたが、それは当時に流行っていたサーフィン映像の先入観であって、波乗りの世界を深く知っていくともっと遅いリズムに合っているのかなぁなどと思い直したりして。

しかし音楽には”自分のスタイル”とも相性があるので一概には言えませんね。

ぼくは単純にこの歌いいなぁと思うこともあれば、

「このリズムはサーフィンに合うぞ、これは早朝に釣りをしているときに合うよなぁ」

という視点でミュージックに触れ合うことも多いです。

じゃあ、自己流行中のテニスに合うリズムって何だろう・・・。

一昔前は”紳士淑女のスポーツ”などとたいそうなことを言われていたので、クラシックミュージックかオーケストラか?

イギリス(ウィンブルドン)が聖地なだけにビートルズなんかも合うのかな?

同じイギリスなら、アナーキ イン ザ UK のノリもいいかも!

じぶんにとってのテニスは、ストレス発散という意味もあるのでセックス・ピストルズのリズムに合致しております。

わたくし基本、”Pretty Vacant(とっても空っぽ)”ですからね、ハッハッハッ・・・!

【おまけ】
Basement Jaxxからメガヒットソング「ROMEO」です。
これまたミュージッククリップもシャレてますねぇ。
インドの美女が軽快なリズムに乗って踊っています。
世界でもっとも美女が多い地方と言われているインド・カシミール地方・・・
このお方もすばらしいお顔立ちをされているなぁ、とウットリしながらどうぞ!

リハビリテニスとプテラノドン

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今年はモーレツに暑い夏だった・・・。

東京では連日45℃を越える暑さが続き、猛暑で有名な、かの熊谷では60度を記録。(とは椎名誠さんが講演で言っていた冗談をリサイクル使用)

暑いからといってリハビリはしっかり続けなくてはならないので、高校の部活としてやっていたテニスに打ち込んでいる。

軽いリハビリとして始めたつもりが、最近では「目指すは市民大会!」などと言いだしている。

なにはともあれ、この猛暑の中でもふつふつと心燃える夏なのだ。

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昨年の秋頃に高校時代の仲間を集めてスタートしたテニス、当初は20分動いたら立っていられないほどの体力だった。

若かりし頃には青春をかけたこともあったが、一切ラケットを握ることがなく丸15年がすぎていた。

しかし、その打球感覚はわずかだが身体に残っていて、ボールヒッティングにはすんなり馴染んだ。

ただ体力の低下は恐ろしいほどで、ちょっと動けばゼイゼイと呼吸を取り乱し、頭はクラクラと血の気が引いていく。

長き入院生活と運動から離れた日々、という現実を目の当たりにして、驚きモモの木イエローテニスボール状態だった。

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週一回2時間の練習を楽しみながらとお気楽に始めたが、もう1年近く続けているんだなぁ。

頻繁に休憩を取りながらプレイすれば2時間くらいがちょうど良いようで運動後も爽快。

徐々に体力が増加しているのを感じられるのは嬉しい。

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抗がん剤や放射線治療をともなう長期闘病には、気力だけでなく体力もかなり必要になってくる。

スポーツに例えるならば、6000m級の険しい登山に似ているだろう。

頂点(移植手術)を極めるのが一番の困難かと思っていると下山にこそ険しさのピークがある。

手術寸前には放射線などの大変な治療があるが、その後はもっと大切になってくる。

終わった後にしっかりケアしながら慎重に進んでいけば、多くの場合は無事に回復していけるのだ。

これから移植に臨む方は、マイペースでいいので予備体力を蓄えてくださいね!

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そんなリハビリテニスの最中に起こったことを少々・・・。

いつもの練習を終えてヘトヘトになり、トボトボ歩いていた。

テニスコートの周辺はまばらな雑木林や植樹された木々が林立しているのだが、その辺りからずいぶんうるさく鳴く鳥がいる。

最初は「うるさいなぁ」程度だったのだが、気にすればするほどものすごい興奮した鳴き声に聞こえる。

そのうちに「ウギャー!ウギャー!」と響き渡るような巨大な鳴き声になっていった。

「鳥ってこんなふうに鳴くことあるんだ?」と後輩に訪ねると、

「発情期ってやつじゃないですか?」

なるほどー、それにしてもこんな鳴き声は聞いたことない。

まるでプテラノドンである。

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「オレ、こんな鳥の鳴き声は聞いたことないよ」

「はい、僕も初めてです」

そのうちにエコーまで効いてきて頭がおかしくなりそうなほど響きだした。

「これ、もしかしたら放送所を鳥に占拠されたんじゃないか?」と焦りだし、管理室に急いだ。

すると管理のおじいさんがロケット花火を片手に、もう一方の手にはライターを握りしめて焦ったように小走りでどこかに走っていこうとしていた。

「おおこれはまずい!プテラノドン級の巨大鳥と人間の戦争勃発だ!」

とバッグにしまったラケットをあわてて取り出して、臨戦態勢を整える。

いざ加勢と管理のおじいさんを制止して、

「このすごい鳴き声は一体どうしたんですか?何があったというんですか?」と聞く。

すると・・・のどかな顔をしながら「アレだよ〜」と向こうを指差す。

その先には・・・200羽くらいの小さなムクドリが電線に止まっていました。

そしてプテラノドンの鳴き声は、ムクドリ撃退用の”天敵の声”なんだそうで、それをおじいさんが放送で流していただけなのであった。

その後、おじいさんは群れをなすムクドリに向かってロケット花火を1発発射。

大群は一斉に飛び立って、ぐるりと一周するとまた定位置に・・・。

2発目のロケット花火にはあまり反応すらしてませんでした。

もしかして、最近の鳥は人よりも賢いのかな?

pteranodon

(プテラノドンはペリカンか?カモメか?と思わせる容姿のイラストもある。
まあプテラノドンが実際に飛ぶ姿を見たことある人は現存していないので仮説ですからね。
ちなみに恐竜ではなくて翼竜に分類される。)

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さて、リハビリ運動というと頑張って行なうイメージがあるが、自分の好きなスポーツなどを無理せず楽しくやるのがいいようです。

幼少の頃から駆け足や遊びで適度な運動をしておくと、大人になっても動ける体質になるようなので、お子さまにはゲームじゃなくてスポーツをどうぞ。

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